アメリカの脳外科では、アメフトで長期にわたって頭部に打撃が加わり続けることによる脳損傷が大きなトピックとなっている。先日クリーブランドクリニックへも著明なDr. Joseph Maroonがやってきて、組織学から分子生物学的な知見まで講演をしていった。
こちらに来て、驚いたことの一つが、バイクに乗っているひとがヘルメットを被っていないことだ。ヘルメット着用義務はオハイオ州ではない。高速道路でハーレーにまたがるバイカーたちも素頭で乗っていて、めっちゃ違和感がある。日本では、ヘルメット着用が義務づけられて脳外傷がすごく減ったんだよと説明しても、知り合いの脳外科医でさえ、「でもなー、バイクでこけたらヘルメットつけてようがつけてまいが死ぬときは死ぬから関係なさそうだよね」とのたまっている。まさにところ変われば...ってところか。
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