2010-03-14

3/12:ふたたび空き巣

先週、自分たちのアパート内で、空き巣がまた発生して友人が被害にあった。これで、去年から2回目だ。警察の話だと犯人は合い鍵を持っているかもしれないらしい。去年と同じ展開。去年の被害者は、空き巣でアパートの安全性に疑問を持ち、ここから去ってしまった。

これは由々しき事態であり、安全に関わることなので、アパートのマネージャーに苦情を伝えることにした。ボスから、一人で行くとなめられるから複数で行きなさいと言われ、同じアパートの友人の2家族とともに管理事務所を訪ね、クレームをつけた。

「1回目の時も不満に感じたのだがどうして住人にアナウンスしないのか、アナウンスしないと本当に2件しかないのかもっと頻繁に起こっているのかも分からない、それから鍵を付け替えるか別の種類のセキュリティシステムを導入してほしい、そもそも2回目の空き巣は防げたはずだ。とにかくなんかしてくれ」、と伝えた。

マネージャーは、すぐには返事できないから数日考えさせてくれといいその場はそれで終わった。しかし、むかし英会話を教わっていたアメリカ人Mさんの耳にこの話が入ると、彼女が激怒! もう一度マネージャーに連絡をとり、やんややんやの大抗議をしてくれた。彼女にしてみれば、大切な日本人の友人がひどい目にあっていると義憤に駆られたらしい。前から思っていたけど、彼女は本当に正義感が強い人だ。
そんなこんなあって、いきなりすぐに鍵が交換されることになり(この手のひらを返すような待遇もアメリカではよくあること。文句を言ったもの勝ち)、ひとまず事態は治まりつつある。しかし、アパートの住人にアナウンスしてほしいという話は、流されてしまいそうだ。僕としては、これを一番やってほしかった。この問題は、住人みんなで共有すべきだし、なにしろこっちには、去年バルコニーにうっかりタオル1枚をかけて干したときに(アメリカでは外に洗濯物を干してはいけないことになっている)、「干すな」という紙を管理人に即日部屋のドアに張られたことへの恨みがあるのだ。まったくどっちがより重要なことなのかわかってないのか? いや、わかってるからこそ隠しているのだろう。風評被害を恐れているのだ。笑止。もう友人にはこのアパートは勧めないよ。残念だね。

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