2009-02-11

2/11:映画「山椒大夫」@大学図書館

先々週、大学の図書館で日本の古い映画が上映されるとのことで日本の友人と一緒に見に行きました。「山椒大夫」って1915年の森鴎外の小説がもとになっていて、映画化されたのが1954年というすごく古い映画。これを見に来るアメリカ人ってどんな方々なんだろ…。上映後に、見に来ていたアメリカ人に話しかけると「日本文化を学んでいるから」と。カラフルな映画が飛び交う時代に…このような映画を見るアメリカ人がいるって、ちょっと感動しちゃうよ!!映画にも文化にも詳しいほうではないのですが、最後の場面で、日本的な母・息子の愛のかたちを見たような気がしました。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

溝口健二という監督の作品で、世界的に評価の高いものの一つです。
他に「雨月物語」や、祇園乙部の女性を描いた作品など。
有名なゴダールの「気狂いピエロ」のラストシーンは、「山椒大夫」のラストシーンへのオマージュです。

日本国内では黒澤明ばっかり有名ですが、世界では溝口監督、小津安二郎監督などの評価も劣らず高いですよ。

偉そうに蘊蓄を失礼しました!

匿名 さんのコメント...

コメント有り難うございます。
「山椒大夫」は、ベネチア国際映画祭で賞を獲得した有名な作品なんですね。

「気狂いピエロ」見たことないです。どのようにオマージュされているのか気になります。
映画にもお詳しいんですね。これからもぜひ色々教えてください。